2014/09/02 at 3:34 PM
There are many way to transform coordination projection, but noting on Excel even many source data comes by CSV files or Excel files. We made projection transform functions in Excel. Please install the add-in and try the functions.
投影変換する方法はたくさんありますけど、元データがCSVファイルで来るのにExcelでそのまま変換できないってイマイチと思いアドインで作ってみたら、あれ簡単にできたので公開します。
ProjTransform-AddIn.zip
Extract the zip and double click “ProjTransform-AddIn.xll”.
PjTransformX([source_x], [source_y], [source_srid|source_projection_name|source_proj4text], [source_srid|source_projection_name|source_proj4text]) PjTransformY([source_x], [source_y], [source_srid|source_projection_name|source_proj4text], [source_srid|source_projection_name|source_proj4text]) [source_srid]: ESPG code by number. (4326, 3785, 2540.....) [source_source_projection_name]: ESPG code by number. ("EPSG:4326", "EPSG:3785", "ESRI:24891"....) [source_proj4text]: proj4test style projection description.("+proj=aeqd +lat_0=35.6894874 +lon_0=139.6917058 +x_0=0 +y_0=0 +datum=WGS84 +units=m +no_defs"....)
WGS84 to Web Mercator
PjTransformX(139.76721, 35.68156, 4326, 3785) PjTransformX(139.76721, 35.68156, "EPSG:4326", "EPSG:3785") PjTransformX(139.76721, 35.68156, "EPSG:4326", "+proj=merc +a=6378137 +b=6378137 +lat_ts=0.0 +lon_0=0.0 +x_0=0.0 +y_0=0 +k=1.0 +units=m +nadgrids=@null +wktext +no_defs")
PjTransformY(139.76721, 35.68156, "+proj=longlat +ellps=WGS84 +datum=WGS84 +no_defs", 3785) PjTransformY(139.76721, 35.68156, 4326, "EPSG:3785") PjTransformY(139.76721, 35.68156, "EPSG:4326", "+proj=merc +a=6378137 +b=6378137 +lat_ts=0.0 +lon_0=0.0 +x_0=0.0 +y_0=0 +k=1.0 +units=m +nadgrids=@null +wktext +no_defs")
comming soon.
MIT.
The functions use Proj4Net (http://proj4net.codeplex.com/). Supported projections and the calculation quality depend on the library.
この関数はProj4Netを使っています。対応する投影法および計算精度はこのライブラリに依存します。
The Proj4net pages below show you supported projection name lists:
* EPSG http://proj4net.codeplex.com/SourceControl/latest#trunk/Proj4Net/Resources/epsg
* ESRI http://proj4net.codeplex.com/SourceControl/latest#trunk/Proj4Net/Resources/esri
We checked the functions on these environments:
* Excel 2013(32bit) on Windows 8(64bit)
* Excel 2010(32bit) on Windows 7(64bit)
2013/02/24 at 5:32 PM
電子国土があっという間にバージョン4になってくださり、もう対応が大変。まあ、古いバージョンはしばらく使えるようにはしてくれたので良かったけれど、タイルを更新してくれないので結局長い目では使い物にはならないわけで、結局対応が必要になります。国土地理院の予算はとっても小さいから、古いバージョンを引きずるのは大変だとは思うけれど、古いバージョンもデータメンテだけでもしてくれれば、全国の予算としてはとてもリーズナブルなのかなぁとは思います。
そんな現場レベルでのグチはあるものの、データプロバイダーとしてやっと電子国土としてのあるべき姿になったとは思っていますので、この点についての新しいバージョンの思想については非常に歓迎しています。
さて、国土地理院の出した
「利用可能な背景地図等データ(固定ピクセル版)の種類及び技術情報」
http://portal.cyberjapan.jp/portalsite/docs/data/26Jul2012_haikei.pdf
(最終改訂日が間違ってない?)
を読むと、タイルのリクエストはタイル番号に基づいたURIに対して行う事で取得できるようになっています。現在、この実装をちゃちゃっとやっているところですが、気になる点がひとつ。タイル番号が7桁固定を前提としていることです。
タイルサイズは256×256ピクセルなので、タイル番号の制限から地図の最大サイズは
256 * 9999999 = 2559999744ピクセル
になります。この最大サイズに対応できるレベルはレベル23の
256 * 2^23 = 2147483648ピクセル
になります。
このレベル23、スケールで表すと96DPI換算、赤道で1:70.5程度になり、まあ問題はないと思います。でも、この先、地図と何が結びついていくかわからないので、スケールを仕様で縛っちゃっているところがちょっと残念だなぁという気がしています。
とはいえ、業界の人と飲むといい酒の肴になっていた電子国土。こんな重箱の隅つつくような突っ込みしかできないなっちゃったのは良かったなぁと思います。ネタとしてはちょっと物足りなくなるわけですが、これからは広く使われだすかなぁという気がします。
2012/08/03 at 8:18 PM
お客さんが突然「来週ヒマ?」というので「突然なんですか?」と聞くと「来週サンディエゴ行こうよ!」とおっしゃる。ESRIのカンファレンスに一緒に行こうとのこと。行きたいけどもう格安航空券はないので、とてもじゃないけど豆会社では無理。断りました。
かわいそうに思ってくださったのかお客さんはお土産にESRI Map Bookを持って帰ってくれました。私は貧乏にGISを育ったのでESRIワールドのことほとんどわかりません。でも、このMap Bookだけは結構持っていてよく眺めています。世の中にどんなデータがあって、どんな表現があるのかよくわかります。
さて、今回もらったVolumn 27。眺めていくと思いの外いいのがなくて、GIS業界の行き詰まりがよく出ている感じ。でも、1つだけ「おっ」ってのがありました。博多の風の流れを表現した地図です。Ryo Arayaさんという方作っています。
このデータ作るのはそれはそれは大変です。その大変な思いに負けないすごくいい表現になっています。本当にすばらしい。勉強になりましたし、Map Bookに日本からこんないい地図が載ったことをうれしく思います。
GIS Nextの「一枚の地図」の連載がもうちょっと続いていたら、これ絶対乗っていたんじゃないかなぁと思います。
ちなみにRyo Arayaさんはこんなりりしい方のようです。
2012/07/11 at 2:09 AM
原発が動き出したので関西の計画停電はないとは思いますが、何かあったとき面的な把握ができた方がいいのかと思い、会社のサークル活動として関西電力から出てきた住所データから計画停電地図を書けるかトライしてみました。
何とか住所を手持ちのデータとマッチングさせて、計画停電グループごとにテスト出力してみたところ・・・
うーん、いったい何パターンあるんだろうってぐらいの色数になってしましました。
これは1地域が複数のグループに属することがかなりあるためでなのですが、ここまでとは思ってなかったです。
それにしても、地図として完全に敗北しています。
もちろん、カスタムハッチを用意したり、アプリケーションで動的な補助をしたりすればまだまだ戦える余地は残っていますが、サークル活動としてはとてもじゃないけど対応ができないサイズになりそうです。今回はここまでにして、計画停電エリアはすごく入り組んでいるので、利用者は自分がどのグループに属するかをちゃんと調べましょうねという絵として見ていただけたらと思います。
なお、この地図は北海道地図のGISMAP町丁目・大字界データを使って作成しています。関西電力の計画停電グループは7/2版を利用しています。最新のデータとは異なりますので、関西電力のサイトで最新データを確認してください。
2011/10/30 at 7:15 PM
タイの洪水被害はすごいようですが、土地勘がないため実感がつかめません。
間接的ではありますが、うちみたいな豆会社にも影響が出ているこの被害をつかみたいと思いまして、被害領域を日本の上に投影変換して重ねてみました。バンコックの位置と東京の位置で合わせてあります。
大陸の洪水は規模が違います。
SRTMから標高データを見るとかなり奥地までタイは平坦です。農業生産、工場立地には非常に有利なのでしょうが、洪水になると本当に大変と思います。早く、水が引いてくれることを祈ります。
2011/07/26 at 1:39 AM
ネタだけ提供して本を書いてもらおうと企んだところ、そうは問屋が卸さない。いろいろ地図上で解析する羽目になりまして、元データを作るため久方ぶりのジオコーディングを夜な夜なしています。久方ぶりの住所との戦い。いろいろ環境が様変わりしています。
まず、恥をさらすと先週まで支庁がなくなっていることを知りませんでした。去年の4月から振興局になっているんですね。北海道の仕事最近少ないもんだから・・・。
位置参照情報はいつの間にか市街化区域外の町丁目データも追加してくれてるんですね。いやーホントにありがたい。基盤地図と違って使う立場を考えてくれてるなーと感心。
で、今日の収穫をシェアします。
他にもまだまだあるはずですが、今日変換したケースではこんな感じです。昔よりだいぶ減りました。前はたくさんあった大島町なんてのがなくなり、方角地名が政令指定都市が増えたせいでたくさんになっています。
おなまえ | おところ |
伊達市 | 北海道 福島 |
石川郡 | 石川 福島 |
佐波郡 | 群馬 山口 |
港区 | 東京 名古屋 大阪 |
府中市 | 広島 東京 |
三島郡 | 新潟 大阪 |
鹿島郡 | 茨城 石川 |
大野郡 | 岐阜 大分 |
賀茂郡 | 静岡 鹿児島 |
愛知郡 | 愛知 滋賀 |
川辺郡 | 兵庫 鹿児島 |
神崎郡 | 兵庫 滋賀 |
安芸郡 | 広島 高知 |
海部郡 | 愛知 徳島 |
熊毛郡 | 山口 鹿児島 |
北区 | たくさん(11) |
東区 | たくさん(8) |
西区 | たくさん(11) |
南区 | たくさん(12) |
中区 | たくさん(6) |
中央区 | たくさん(9) |
どの大島かを見つけることを考えるのはそれなりに楽しかったですが、思考停止した方角地名と向き合うのは少々わびしいですね。
・・・そして、最後に
2011/07/06 at 1:29 AM
azukiMapはそこまで多くない実績、Silverlightを前提とするプラグイン問題、何よりも引越時しかホームページを更新しない謎のマメ会社に発注する責任問題など多くのリスクがあるにも関わらす、勇気あるお客様に採用いただき少しずつ強くなってきています。
RESTEC様のCROSS-EXという衛星画像システムにはazukiMapが採用され、検索画面と検索処理を弊社が担当させていただきました。世界最高の衛星画像検索システムが作成できたと考えております。4月からはシステムの検索対象となる地球観測衛星データの販売権がPASCO殿に移管されたため、システムとしてのユーザビリティーが下がってしまい非常に残念ではありますが、このシステムをお客様と一緒に作成できたことを誇りに思っております。
さて、そのPASCO殿が新しい地球観測衛星データの検索システムを昨日リリースされました(なぜかひっそりに見えるのは私だけ?)。
ペガサス。
http://pegasus.pasco.co.jp/
いや、びっくりしました。デザイン以外はCROSS-EXと一緒です。
「こだわり検索」。何度も名前が変わってホント勘弁してよーとグチった忘れもしない単語。®とっておけばよかったですね・・・。アイコンはキャプチャするぐらいなら汚いので、dllから抜けばいいのに・・・(©RESTECだけど・・・)。おっと、シーンシフト確認は2010-464985H特許出願中だよ!(ウソ)、などなど「あれっ」て思いましたが、すぐに不思議なことに非常にうれしい気持ちがわいてきました。ここまでコピーしていただけるのは皆さんと喧々諤々してきたことが、認められたのだと。地球観測衛星のデータ特性を解析して、蓄積してきたユーザーニーズ積み上げたUIはあれ以上の物ができなかったのだと。
次にわいてきたのが、これだけの短期間でよくここまで実装してきたなぁというエンジニアレベルでの感想です。もちろん検討フェーズがないのでテストと週末がなければうちでも何とかなるかもしれませんけど、絶対無理っていいます。はい。
私はきっとArcGIS Silverlight or Flashでくると思っていました。JavaScriptでは耐えられないですから。で、残念ながらそれが証明されてしまっています。これは作成者が悪いのではありません。JavaScriptの限界です。ただ、アプリケーション起動はもう少し速くできると思います。OpenLayersは詳しくないですが、OpenLayers.jsの中、以下の箇所は徹底的に削ると簡単に効果が出ると思います。
if(!singleFile) { var jsfiles = new Array( "OpenLayers/Util.js", "OpenLayers/BaseTypes.js", "OpenLayers/BaseTypes/Class.js", "OpenLayers/BaseTypes/Bounds.js", "OpenLayers/BaseTypes/Element.js", "OpenLayers/BaseTypes/LonLat.js", "OpenLayers/BaseTypes/Pixel.js", "OpenLayers/BaseTypes/Size.js", "OpenLayers/Console.js", "OpenLayers/Tween.js", "Rico/Corner.js", "Rico/Color.js", "OpenLayers/Ajax.js", ...
もっとそもそも論に立つと、OpenLayersでラップせず、直にGoogleMapを利用すればもちょっと早くなるでしょう。今後オリジナルタイルを持つというのであれば、OpenLayersの必然はあると思いますけど、現状では?ですね。
一定のLinuxユーザーがあることが想定されJavaScriptで作る必然は認めます。しかし、この必然ががあるのであれば、CROSS-EXとの機能比較マトリックスにとらわれない作りをしないと、誰も幸せになれない感じがします。シーンの同時表示件数を減らす、地図上でのイベントを減らさないといけないことはみんな分かっているけれど、言えない雰囲気なのでしょう。
サーバー側では国名検索をやめないと資源を使い切って大変だと思います。何となくSQLは想像できるのですが、今のやり方ではプロセッサーがいくつあっても足りません。
2011/12/11追記: 国別検索がちゃんと動作するようになっていますね。さすがです。
いずれにしても、どなたかは存じませんが、作った方はすごく大変だったと思います。
JavaScriptだとライブラリ対応の苦労ばかりでがんばりが報われにくくなっています。今度はazukiMapを使っていただき、逆突っ込みをしてくださればうれしいです。突っ込みどころ満載ですからね。:)
弊社のお客様は共通して現在のWebGISに対する疑問と挑戦する勇気、実行力、技術的な洞察力をもっておられます。今日は私たちがこんなお客様からご依頼をいただき、一緒に考えながらシステムを作成できることの幸せを再認識しました。
2011/06/19 at 11:57 AM
年度末の忙しさが懐かしいこの頃、弊社では建て増し建て増しで作ってきたazukiMapをフルスクラッチで書き換えています。ベースライブラリも総取っ替えしていますので、ちゃんとユニットテストしなくてはいけないのですが、ジオメトリ関連のテストはテストケースを作ることがそもそも大変です。
そんなとき見つけたのがその名も”JTS Test Builder”。
マウスで描画するか、WKTで2つのジオメトリを入力して、処理する関数を選択すると
ほら!結果を描画してWKTで返してくれるんですよ!
えらい!本当にえらい!(まだ共感してくれる人に会ったことがない・・・)
2011/05/17 at 2:33 AM
東北大震災から2ヶ月たち、関連する多くの地図データが出てきました。
うちの会社はデータを作成することはできませんが、データを重ねることは得意ですので、Web上で確認するためのアプリケーションを作成しました。いろいろな切り口で何が起きたか、何が進んでいるかを考えていただけるベースとなればと思います。
311 Disaster Map from Public Source
もし、追加してほしいデータなどがありましたら、弊社に電話でお知らせください。シェープファイル、ワールドファイル付きの画像データ等でしたら対応できると思います。
まだ、表現上足らない箇所やアプリケーション上の不具合があったり、マシンパワーをかなり使うこともあります。また、アプリケーションは多くの人に見ていただけるよう英語で作成しております。ご容赦いただけましたらと思います。
なお、利用しているデータはすべて公開データですが、放射線量の分布を地形を踏まえて考察できるよう、地形画像については北海道地図株式会社より提供提供いただいたのGISMAP Textureを利用しております。
2011/03/14 at 9:10 PM
世の中東京電力一色です。
計画停電はしないならしないで、すばらしいのになんであんなにつるし上げるのでしょう。電気はためられないから直前になるまで分からないぐらい、分かると思うのですけど。
さて、計画停電の範囲が発表された表からは見えてこないので、地図にしてみました(3/14 15時版)。
GISMAPの住所表記と発表資料の住所表記が異なるため、一部落ちなどがあり、また、1つの区域が2つのグループに属している場合もたくさんありますが、傾向はつかめると思います。
結構複雑で、単純明瞭に説明できないことが分かると思います。
彼らは線で基本的に路線を管理しているはずなので、一般の人が分かるよう地名に変換している訳なのですが、これは単純ではありません。管区全域の変換処理を週末2日でよく持ってきたと思います。どうか、この時間が一番大切なとき、ある程度の不正確さは理解をしてあげてほしいです。
普段の彼らについてはいろいろありますが、今はとにかく任せるしかないのです。
なお、このデータは北海道地図株式会社からGISMAP町丁目・大字界データをお借りして作成しました。