電子国土タイルスケールの限界値

2013/02/24 at 5:32 PM
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電子国土があっという間にバージョン4になってくださり、もう対応が大変。まあ、古いバージョンはしばらく使えるようにはしてくれたので良かったけれど、タイルを更新してくれないので結局長い目では使い物にはならないわけで、結局対応が必要になります。国土地理院の予算はとっても小さいから、古いバージョンを引きずるのは大変だとは思うけれど、古いバージョンもデータメンテだけでもしてくれれば、全国の予算としてはとてもリーズナブルなのかなぁとは思います。

そんな現場レベルでのグチはあるものの、データプロバイダーとしてやっと電子国土としてのあるべき姿になったとは思っていますので、この点についての新しいバージョンの思想については非常に歓迎しています。

さて、国土地理院の出した

「利用可能な背景地図等データ(固定ピクセル版)の種類及び技術情報」
http://portal.cyberjapan.jp/portalsite/docs/data/26Jul2012_haikei.pdf
(最終改訂日が間違ってない?)

を読むと、タイルのリクエストはタイル番号に基づいたURIに対して行う事で取得できるようになっています。現在、この実装をちゃちゃっとやっているところですが、気になる点がひとつ。タイル番号が7桁固定を前提としていることです。

タイルサイズは256×256ピクセルなので、タイル番号の制限から地図の最大サイズは

256 * 9999999 = 2559999744ピクセル

になります。この最大サイズに対応できるレベルはレベル23の

256 * 2^23 = 2147483648ピクセル

になります。

このレベル23、スケールで表すと96DPI換算、赤道で1:70.5程度になり、まあ問題はないと思います。でも、この先、地図と何が結びついていくかわからないので、スケールを仕様で縛っちゃっているところがちょっと残念だなぁという気がしています。

とはいえ、業界の人と飲むといい酒の肴になっていた電子国土。こんな重箱の隅つつくような突っ込みしかできないなっちゃったのは良かったなぁと思います。ネタとしてはちょっと物足りなくなるわけですが、これからは広く使われだすかなぁという気がします。

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