きた!PASCO PEGASUS!

2011/07/06 at 1:29 AM
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azukiMapはそこまで多くない実績、Silverlightを前提とするプラグイン問題、何よりも引越時しかホームページを更新しない謎のマメ会社に発注する責任問題など多くのリスクがあるにも関わらす、勇気あるお客様に採用いただき少しずつ強くなってきています。

RESTEC様のCROSS-EXという衛星画像システムにはazukiMapが採用され、検索画面と検索処理を弊社が担当させていただきました。世界最高の衛星画像検索システムが作成できたと考えております。4月からはシステムの検索対象となる地球観測衛星データの販売権がPASCO殿に移管されたため、システムとしてのユーザビリティーが下がってしまい非常に残念ではありますが、このシステムをお客様と一緒に作成できたことを誇りに思っております。

さて、そのPASCO殿が新しい地球観測衛星データの検索システムを昨日リリースされました(なぜかひっそりに見えるのは私だけ?)。

ペガサス。
http://pegasus.pasco.co.jp/

saintsaiya_cap

いや、びっくりしました。デザイン以外はCROSS-EXと一緒です。

「こだわり検索」。何度も名前が変わってホント勘弁してよーとグチった忘れもしない単語。®とっておけばよかったですね・・・。アイコンはキャプチャするぐらいなら汚いので、dllから抜けばいいのに・・・(©RESTECだけど・・・)。おっと、シーンシフト確認は2010-464985H特許出願中だよ!(ウソ)、などなど「あれっ」て思いましたが、すぐに不思議なことに非常にうれしい気持ちがわいてきました。ここまでコピーしていただけるのは皆さんと喧々諤々してきたことが、認められたのだと。地球観測衛星のデータ特性を解析して、蓄積してきたユーザーニーズ積み上げたUIはあれ以上の物ができなかったのだと。

次にわいてきたのが、これだけの短期間でよくここまで実装してきたなぁというエンジニアレベルでの感想です。もちろん検討フェーズがないのでテストと週末がなければうちでも何とかなるかもしれませんけど、絶対無理っていいます。はい。

私はきっとArcGIS Silverlight or Flashでくると思っていました。JavaScriptでは耐えられないですから。で、残念ながらそれが証明されてしまっています。これは作成者が悪いのではありません。JavaScriptの限界です。ただ、アプリケーション起動はもう少し速くできると思います。OpenLayersは詳しくないですが、OpenLayers.jsの中、以下の箇所は徹底的に削ると簡単に効果が出ると思います。

if(!singleFile) {
  var jsfiles = new Array(
    "OpenLayers/Util.js",
    "OpenLayers/BaseTypes.js",
    "OpenLayers/BaseTypes/Class.js",
    "OpenLayers/BaseTypes/Bounds.js",
    "OpenLayers/BaseTypes/Element.js",
    "OpenLayers/BaseTypes/LonLat.js",
    "OpenLayers/BaseTypes/Pixel.js",
    "OpenLayers/BaseTypes/Size.js",
    "OpenLayers/Console.js",
    "OpenLayers/Tween.js",
    "Rico/Corner.js",
    "Rico/Color.js",
    "OpenLayers/Ajax.js",
    ...

もっとそもそも論に立つと、OpenLayersでラップせず、直にGoogleMapを利用すればもちょっと早くなるでしょう。今後オリジナルタイルを持つというのであれば、OpenLayersの必然はあると思いますけど、現状では?ですね。

一定のLinuxユーザーがあることが想定されJavaScriptで作る必然は認めます。しかし、この必然ががあるのであれば、CROSS-EXとの機能比較マトリックスにとらわれない作りをしないと、誰も幸せになれない感じがします。シーンの同時表示件数を減らす、地図上でのイベントを減らさないといけないことはみんな分かっているけれど、言えない雰囲気なのでしょう。

サーバー側では国名検索をやめないと資源を使い切って大変だと思います。何となくSQLは想像できるのですが、今のやり方ではプロセッサーがいくつあっても足りません。

2011/12/11追記: 国別検索がちゃんと動作するようになっていますね。さすがです。

いずれにしても、どなたかは存じませんが、作った方はすごく大変だったと思います。
JavaScriptだとライブラリ対応の苦労ばかりでがんばりが報われにくくなっています。今度はazukiMapを使っていただき、逆突っ込みをしてくださればうれしいです。突っ込みどころ満載ですからね。:)

弊社のお客様は共通して現在のWebGISに対する疑問と挑戦する勇気、実行力、技術的な洞察力をもっておられます。今日は私たちがこんなお客様からご依頼をいただき、一緒に考えながらシステムを作成できることの幸せを再認識しました。

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